バイクが楽しい季節になると増えるのが、ライダーのマナーの悪さやの事故のニュースですね。
今回は個人的な戒めも含め、注意喚起のためにこの記事を書こうと思います。
バイクは車に比べて死亡率が高い
すでにご存知の方も多いでしょうがバイクはその性質上、事故を起こした時の死亡率は車に比べて高いです。理由としては、車と違い生身を外にさらけ出していることが大きいですね。
また、車体が車に比べて軽いため、パワーのあるバイクではスピードが出やすく、ついついスロットルをまわしてしまいがちです。
バイクはタイヤの接地面が車のタイヤに比べて少ないため、スリップなどをしてしまった場合に転倒しやすい、といったことも挙げられます。
かと言って、バイクに乗るメリットも大きいので、これから紹介する注意点に気をつけていれば、少なくとも事故に遭遇する確率はぐっと減るでしょう。
事故をゼロにすることはできませんが、乗る人が意識してさえいれば全体的に事故は減ります。
これから紹介することを参考にしていただき、初心者の方はもちろん、ベテランライダーにも快適なバイクライフをエンジョイしてほしいですね。
公道での注意点
すでにライダー歴が長い人も、これから公道デビューだという人もぜひ意識しておいてほしいことがあります。それは、当たり前のことですが「交通ルールを守る」ということです。
道路交通法は、公道を走る車やバイクの安全のために設けられたルールです。これを守らずして、安全は成り立ちません。
公道デビュー時の注意点
バイクは、車と違い仮免での路上教習がありません。すべて教習場で練習から卒検まで行われます。
そのため実際に公道で練習する=公道デビューなんですよね。だからといってすんなりバイクショップや自宅からスムーズに発進なんかできませんw私もそうでしたので、これから公道デビューする予定の方は下記を意識してみてください。
- できるだけ平坦な道で発進する(もしくは緩やかな下り道)
- 店舗から発進する場合、左右確認、後方確認などはしっかり行う
- 意外と忘れるので、ミラー位置や座るお尻の位置の調整は慌てずに
- ガソリンスタンドを最初のゴールにしよう
- 新品タイヤはだいぶ滑るので加速時やカーブはゆっくり行こう
- 前ばかり見ないで、周りをよく見ながら運転しよう
私はバイクを買った店舗が国道の大きい通りで、さらに下り坂だったため、後方をめちゃくちゃ確認して行けそうなタイミングを焦らず見極めました。
そのあと国道から県道の穏やかな道路にそれたあとガソリンスタンドへ向かいました。なんとも言えない、うれしいやらビビるやらいろんな感情がありましたねw
公道走行時の注意点
バイクは車道の流れに乗りやすく、かつ流れから抜けやすい性質があります。ですが、そこも事故を起こしてしまうポイントがたくさんあります。車体が軽いのと車より加速性能が高いゆえのものですね。
- 無理な追い越しはしない
- 片側二車線以上の道路では頻繁に車線変更はしない
- 走行中の車の横を通り抜けしない
- 大きいトラックなどの後ろに隠れない
最低でもこのあたりは注意してください。バイクは、スピードが出やすい上に車より取り回しやすいためスイスイ追い越せます。よく見るのは粋がってウインカーを出さずに頻繁に車線変更しながら追い抜いていくアメリカンバイクのライダーですね。正直ドン引きしています。
バイクは、案外車のドライバーから見にくい死角に入っている事が多く、急に横から出てこられると車のドライバーがびっくりしてしまい、その結果事故につながってしまうことがあります。
特に交差点や車の量が多い道路や時間帯では、バイクがここにいるよっていうことを周りに認識させるような運転を心がけてください。その方法としてマフラーを純正から交換して音を太くするのはありだと思っています。スロットル音でブーンって周りに聞こえるならバイクを認識させられますしね。
雨の日に走行する時の注意点
もっとも危ないのは雨の日に走行するときです。普通の週末であれば、今日は雨だから走るのをやめよう、となる人もいるでしょう。それは正しいです。自宅でのんびりしましょう。
ですが、宿泊がからむツーリングなどでは目的地に向かう途中で急な雨に降られるなんても事もあると思います。そういった場合に備えておくことと注意点としては下記です。
- 反射板のついているレインスーツは常にツーリングバッグにいれておく
- マンホールの上を走行しない
- 無理にスピードを出さず、後続車に譲るゆとりをもつ
私は常にレインスーツをバッグに入れています。これは雨で濡れないことは当然ですが、寒さ対策でもあります。レインスーツは材質的に保温に優れているため寒いときに着てもグッドです。
また、当然ですが雨の日のマンホールは滑りやすいのと、接地面の少ないバイクのタイヤでは、ハイドロプレーニング現象が起きやすいです。そのためカーブでは荷重を使いすぎないハンドリングで曲がるようにしましょう。車体を傾けすぎるとタイヤが滑り、転倒のリスクが高くなります。
まとめ
バイクは楽しい乗り物ですが、安全を意識しないで乗るとすぐ事故につながる乗り物です。
- まわりをよく見ながら運転する
- 交通ルールを守る(特に速度)
- 無理な追い抜きや車線変更をしない
- 他の車に隠れないように走行する(他のドライバーから見えるように)
- 雨の日はできる限り走らない(走る場合はレインスーツ&速度をゆっくり)
などの、ことを守っていれば少なくもと自分から事故を起こすことはないです。結局、自分の命を守るのは自分ですから、ぜひ安全を意識してバイクを楽しんでください。
他記事で安全安心にバイクライフを送るためにお金をかけるべきアイテムを紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
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