バイクでよくヤエーという言葉を聞くけど、一体どんな意味があるのか?
なんて思ったバイク初心者やバイク乗りではない方は多いと思います。
本記事ではヤエーをする意味やタイミング、その種類について解説します。
こんにちは。つちなつです。
もちろん、ヤエーしてますよ!
ヤエーの意味とは?元ネタは?
ヤエーの元ネタは、昔2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)のスレに書き込んだとあるライダーが、対面からきたバイクに向かってピースサインで挨拶(Yeah)をしたときのスペルミス(Yaeh)からそう言われるようになりました。
この書き込みの時点で2003年ですから、もう20年弱もヤエー文化が続いているんですね。
ヤエーという言葉ができる前から挨拶をする習慣自体があったということを考えると、かなり昔からこの習慣があるようですね。
ヤエーとは、バイクで走っている時に対面から向かってきたバイクのライダーに向かって、ピースサインなどの挨拶をすることを言います。深い意味はないですが、仲間意識だったり、相手の安全を願ったりして挨拶をするという方が多いようです。
ヤエーのやり方
ヤエーのやり方は何種類かありますが、正直自分のやりたいようにやるのが一番良いです。
参考程度に私が遭遇したヤエーのパターンをいくつか紹介します。
主にやっている人はこれらに当てはまると思います。
つちなつは、自分からやるときは片手で手をふる派で、相手に返すときは手をあげます。
どっちの手でやるのがいい?返し方は?
ヤエーは、できれば左手でやるのがいいでしょう。
理由としては、右手側にアクセルスロットがあるため急に離した時にエンジンブレーキが効いてしまうためです。ガクンと車体が減速することがあるため非常に危ないです。
自分からみて相手が右手側にいるので右手のほうがやりやすそうですが、走行中にやるなら無理せず左手でやりましょう。信号で停まっているときなどは右手でも問題はないです。
返し方についても同様です。運転に支障がありそうな場合は無理して返さなくていいです。
カーブ付近でやられたときは返しにくいので、会釈が一番いいでしょうね。
安全運転が第一なので、どうしてもヤエーが返せないときは心のなかでヤエーしましょう。
相手も返してくれたらラッキーくらいでスタンスでやっている方が多いですし。
ヤエーのあるあるネタ
ここからは、つちなつ自信が体験したヤエーにまつわるあるあるネタを紹介していきます。
ヤエーしたのに返してもらえなかった(無視なのか?)
この場合、相手がヤエーの文化をしらないか、前を見て運転しているため気づいていない可能性があります。
車でも普通なら前方(だいたいは前の車方向)を見て運転しますよね?バイクも同じです。
または、運転に集中していて気づいたけど返せないケースもあります。
ただし、わかってても返さないライダーもいるのは事実です。
個人的には下記のようなライダーたちは、返してくれない方が多い印象なのでそもそもこっちもスルーしていますね。
向こうからしてくるようであれば返しますがそうそういませんw
- アメリカン(特にハーレー)のソロ or 団体ツーリング
- クルーザーのソロ or 団体ツーリング
- ビグスクの集団
- BMWの集団
- 半ヘルな人(アメリカンだったり珍走団に多いから)
特に、私の知人も(偏見だと自覚しつつ)言っていますが、BMWの集団はお金持ちの人たちであり、純粋にバイクに乗りたくて乗っている人は少なく、社会的地位をひけらかしたいだけの印象なので、我々普通のライダーと「生き物が違う」認識でいます。(そうじゃない人いたらごめんなさい)
個人的にヤエーをすると必ず帰ってくる印象の方は、
- 中型バイクのソロツーリングライダー
- ツアラーバイクの二人組ライダー
- ツアラーとネイキッドの二人組ライダー
- バッグやケースなどいろいろ積載している旅ライダー
大型でもやってくれる方はかなり多いので、いないというわけではないです。
個人的な主観として中型バイクライダーのほうが多い印象であるということです。
たとえば、ツアラーやネイキッドのソロライダーはだいたい返してくれますね。
1人か2人で走る、ということは純粋に走りに行きたい!というテンションで走行している可能性がかなり高いからかなと勝手に思っていますw
また、中型バイクということは一定の確率で免許を取得してからまだまだ年数がたっていない若いライダーの可能性もあります。(好きで中型に乗っているベテランもいますが)
相手のヤエー待ってたのにされなかった
実は、とある調査でヤエー自体には好印象をもっているライダーが多いという結果がでているのですが、積極的にやるかというと、全員がそうではないということです。
ヤエー自体は肯定派でも、受け身タイプの人がいます。
そう、「相手がヤエーしたら返そう」という人ですね。
つちなつも気分次第ではこういうときもありますので、やっとけばよかったなと思うシーンも多々ありましたね。
ヤエーは結局は自分が楽しみたいかどうかという点が大事なので、ある意味相手のことは考えずに、「返されなくてもいいから、勝手に相手の安全を祈っておくわ」くらいのスタンスでどんどんやっちゃっていいと思いますよ。
まとめ
ヤエーは、相手の安全などを(勝手に)祈願したり、ライダー同士の一期一会の挨拶のようなものであると感じています。
いつも走っている道でも毎回同じ人と遭遇するわけではないですし、せっかくこんな楽しい文化があるならのっかってみるのはありだと思います。
ただし、返してくれない方もいますので一喜一憂せずに、返してくれなくてもこっちが勝手に安全祈願してるだけだからいいや、くらいのスタンスでやりましょうw
ただし、前述したように絶対に帰ってこないタイプのライダーもいるのでヤエー損にならないように見極めつつヤエーを楽しんでください。
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