iPhoneやAndroidを使っている皆さんの中には、毎日100%の満充電状態で一日を開始したい方もいるでしょう。
先日、家族から「スマホのバッテリーが何回充電しても100%にならない」と相談されました。今回は、こちらの原因や対策について解説していきます。
100%にならない原因は「あの機能」だった
100%にならない家族のスマホ画面を見せてもらうとバッテリー残量は「81%」となっていました。それを見てピンときた筆者は原因がわかりました。原因は「スマホのバッテリー充電の最適化」機能だったのです。
最近のスマホのほとんどには、バッテリーの劣化を防ぐための機能がつくようになりました。その中の代表的なものが最適化の機能です。
この機能は、毎日の充電を100%にしているスマホの使い方をしている場合、劣化ダメージを防ぐために時々81%よりも充電させないという防衛機能のようなものです。
iPhoneでの状況としてよく見るのは、夜寝る前に充電していると「朝4時までに充電を保留することがあります」のような表示が出ていることがあるかと思いますがそれです。
また、筆者は所持していませんがiPhone15シリーズ以降では、80%以上の充電をしない新機能も増えているようです(iPhone15を持っている友人からの情報)。
Androidでは端末の独自OSや機能にもよるので一概には言えませんが、このiPhone15シリーズ以降のような機能が備わっている端末もあるようです。
100%に充電したいときの設定方法
それでも一日の始まりが80%くらいだと心もとないという方は、100%にすることもできます。
やり方としては、先述したスマホのバッテリー最適化機能をオフにすればいいだけです。
AndroidもiPhoneとほぼ同じで、設定→バッテリーの項目にiPhoneと似たような最適化系の設定項目があるはずなのでそちらをオフにすればよいでしょう。
ただし、この機能で最適化をオフにしてしまうとバッテリーの劣化が早まってしまう可能性があり、iPhoneであればバッテリーの交換が必要になったり、端末を買い換えなければならないという状況になりやすいですので自己責任でオフにしてください。
バッテリーを長持ちさせる方法
そもそもバッテリーを長持ちさせる方法として、さんざん界隈では似たような記事がたくさんあるとおもいますが、わかりやすいのは下記でしょう。
- ある程度バッテリーが減ってから充電する
- ちょっとしか使っていないのに充電器につなぐ……をやめる
- 80%を超えないように充電量を調整する
バッテリーが劣化しないということはありませんので、少しでも劣化スピードを遅くするなら長持ちさせる使い方をしましょう。
まとめ
今回はあっさりしたネタでしたが、スマホのバッテリーが81%から増えない原因(もはや原因ではなく端末の防衛機能みたいなもの)を紹介しました。
筆者の知人にも5年近く同じスマホを使っている物持ちがよい人もいますが、そういった人でもやっぱりバッテリーがヘタってきて使いにくくなってきた、という声は聞きます。
そんなわけで、スマホのバッテリー問題とうまく付き合っていくコツは、バッテリー充電の最適化を活用することと、適度に端末を新しくすることでしょうかね。
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