最近のスマホ市場は、スペックがある程度高止まりしていると思います。
また、続々と発売される新商品もデザインや細かい部分の違いはあれど、普段の使い方が決まっている人にとっては買い換える理由も薄くなっているようです。
そして、一部の人(個人的には大多数な気がしないでもないですが)に需要がある、「持ちやすい小さめのスマホ」の種類がかなり少なくなっています。
私は以前iPhoneSE2を所持していました。ですがバッテリーがヘタってしまったことと、小ささを求めてiPhone 12 miniに手を出してしまったことで売却しました。
そんな中、やはりiPhoneのホームボタン付き端末の利便性に気づき、再度iPhone SEを買ってしまったのですが、まさかの初代iPhone SEでしたw
なぜ初代iPhone SEを買ったのか
私は複数台スマホを所持しています。しかも状況に応じて持ちあるく端末を変えているわけではなく、常に全部持ち歩いています。
そのため、荷物がかさばるようになり、大きいスマホばかり買いたくなくなった私は小さいスマホ趣向に変わったのです。その他細かい点については順序立ててご紹介します。
4インチの小ささのよさに今更気づいた
当時はiPhone SEが好きだった人的には手に収まるちょうどよいサイズが人気だったように思います。iPhoneのPlusシリーズも出始めたころですから、手の大きい私は大きいサイズを好みました。それが5年以上経過した今、手に収まる感覚の良さに気づいてしまいました。
iOSが15に対応した
これも理由の一つとしては大きいです。私はあまり古いものを好まず、基本的に新しいものがでればスマホに限らず買い替えたいタイプです。iPhone SEは発売からこんなに時間が経っても最新OSに対応しているということが大きいです。
ジャンク品を修理すれば安上がりで長く使える
今回の理由のほぼメインです。せっかく買うなら状態の良いものではなくジャンク品を安く買えればそれを修理して使えるのではないか?と思ったことです。
iPhoneは公式での有料修理に対応しており、長く使うことを前提にしているようなスマホです。なのでその修理の部分を後学のために覚えておけば、次に新しいiPhoneを買っても大丈夫そうだ、と思ったのです。
また、iPhone SE系は修理キットが充実しているのも背中を押しました。
購入したiPhoneSEと修理キットなど
購入したのは国内版のSIMロックフリーモデルの128GBモデル(MP872J/A)です。
私はジャンク品をフリマアプリで購入したので、6000円くらいで買えました。状態にこだわらずフリマアプリに慣れている方はフリマアプリで買ったほうが安くなると思います。
私が購入した端末は、液晶に不具合があり(タッチはできたりできなかったり、ザザーと砂嵐状の見え方になることがある)ジャンク品として出品されていました。
また、バッテリーの最大容量も80%前半まで落ちていたので液晶とバッテリーを両方交換してみようと思いました。それぞれ購入したものは下記です。
修理に関して参考にした動画
かなり昔にZenFone2の液晶修理をしたことはありますが、iPhoneシリーズは初めて。ということで修理キットのレビューなどでも紹介されていたこちらの動画を参考にやってみました。
分解工房さんの動画がほんとにわかりやすくて助かりました。初めて修理をする初心者や女性でもできると思います。
どちらも最初にパネルを取り外さなければならないため、パネル交換動画から見ながら修理を始めると良いと思います。というかどちらの動画もパネルをあけるところまでは一緒でした。
バッテリー交換動画
液晶パネル交換動画
修理した結果
動画を見ながら確認しつつやったり、手が大きいので苦戦したりしましたが、大体1時間程度でパネルとバッテリーの交換ができました。
修理した感想と使い心地
マジ最高です。バッテリーはiPhoneシリーズとしても少なめなので使えば使うほど減りますが、サブ機としては申し分なくiOS15.1を適用していますが割とスムーズに動作しています。ちなみにIIJの音声SIMを入れていますが特に問題なく通信できています(APNの設定は必要)。
修理作業以外と楽しかったのでタイミングがあればSE2のジャンク品の修理なんかもやってみたいと思います。
修理自体は細かいネジをたくさん外し、交換したあと戻すという作業に時間が一番かかるので、ネジの配置を忘れないように磁力パットのようなものに、どの場所のネジか忘れないようにすればとくに苦戦することはないと思います。分解工房さんの動画がまじ優秀すぎます。
私も修理動画を撮影してみたのですが、この動画に勝てる気がしないので編集してもネタ動画としてしか使えないかもしれないです。(投稿するかは不明)
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