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楽天モバイルからMVNOに乗り換えるときの注意

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ある程度予想しておりましたが、楽天モバイルが1GB未満の0円プランをついに諦めたそうですね。

新プラン「UNLIMIT Ⅶ」では、使ってなくても料金が発生するものに変わります。

その影響で、楽天モバイルを使っていたユーザーたちがこぞってMVNOや他のサブブランドなどに乗り換えで、あちこちで申込みが殺到しているというニュースを毎日見ます。

おそらくこのユーザーたちはサブ回線で楽天モバイルを使っていたんでしょうね。同じ980円前後の値段になるのであれば、MVNOでもっと安いところはありますし。

ただ、月額料金にだけ着目して乗り換えてしまうと、意外なところでお金がかかること他あるため注意です。

乗り換えるときの注意

乗り換えるときに注意することはいくつかあります。

初期費用だったり、SIMの種類だったりです。

サブ回線の乗り換えに関して、最低限は事前に確認しておきたいことは主に下記でしょう。

  • 乗り換え先が契約事務手数料3300円がかかるところか?
  • eSIMのまま使いたくても物理SIMしか扱っていないか?
  • MNPで乗り換えよりデータSIMだけのほうがさらに安くならないか?
  • オトクなキャンペーンをしていないか?

契約事務手数料3300円がかかるキャリアか?

MVNOなどの格安スマホ業者は、いわゆるMNO(ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル)などと違い、新規もしくはMNPでの乗り換え時に契約事務手数料3300円が費用としてかかるところがあります。

3300円って、乗り換え先の契約プラン次第では1年分くらいの月額に相当しますから、そういった費用をちょっとでもケチりたい方なら確認が大事です。

私が知っているだけでも契約事務手数料を徴収されるのは、代表的なところでは下記です。

  • UQモバイル
  • IIJ mio
  • OCNモバイル ONE
  • 日本通運SIM
  • mineo

格安SIM業者は他にもありますが代表的なところではこれらのMVNOやサブブランドがあります。

IIJ、OCN、日本通信についてはクレジットカード決済が可でしたが、UQモバイルについては、まさかの代引きという手段で手数料をとられることもありますのでご注意ください。

(上記は2020年ころの話なので、現在どうなっているかはご自身でご確認ください)

また、契約事務手数料だけ気にしておけば問題なさそうなMVNOでしたらエントリーパッケージもあります。どうしても乗り換え先にしたいけど、できるだけ初期費用を抑えたい人にはおすすめです。

基本的には300円前後でパッケージを購入できますが、セールをしているときもあるので是非検討してみてください。

注意点としては、乗り換え先が手数料無料キャンペーンや1円キャンペーンなどを実施している期間は逆に300円程度損をしてしまうのでご注意ください。

筆者はこのパッケージを購入してIIJに乗り換えましたが、結局1円キャンペーン中で1円徴収されました。(1円が0円にすらならなかったので謎)

日本通信SIMは、記事執筆時点ではエントリパッケージはないので、絶対3300円が発生しますので、ご理解の上、申し込んでください。

取り扱っているSIMの種類にeSIMがあるか?

今使っているサブ回線がeSIMであれば、乗り換え先もできればeSIMで運用したいとか、iPhoneユーザーや一部のAndroidユーザーであれば、SIMスロットの個数の関係上、メイン回線は物理SIMでサブ回線はeSIMにしておきたい、という方は多いでしょう。

eSIMはかなり世間に浸透しては来ましたが、まだまだMVNOでは実装されていないところもあります。

乗り換え先にeSIMの取り扱いがあるかしっかり確認しましょう。

筆者が使ったことのあるMVNOで2022年5月現在でeSIMを取り扱っているのは下記です。

  • ahamo
  • UQモバイル
  • ワイモバイル
  • LINEMO
  • IIJ(データSIMのみ)
  • povo
  • 日本通信SIM

私が使ったことがないだけで、他にもあるかもしれませんので調べてみてください。

こう見てみると、サブブランドが多い印象です。やはりMNOの環境をそのまま使えるというところに強みがありそうですね。

音声SIMのMNPよりデータSIMのほうが安くなるか?

電話番号はメイン回線の1つあれば良いという方もいるでしょう。

サブ回線はあくまでも電波障害に備えたとか、地方の回線が遅い地域などでドコモ系の回線でデータ通信をしたいというかたであれば、サブ回線はできれだけお金がかからないところを使いたいですよね。

いっそサブ回線は解約して番号を捨ててデータSIMを新規契約するか、基本料が0円やそれに準ずる安さのプランがあるところを選びましょう。

筆者が使ったことのあるMVNOなどでそういったプランがあるところは下記です。

  • IIJ(eSIMのギガプラン)
  • povo(トッピングなので基本0円が可能)
  • 日本通信SIM(290円のシンプルプラン)

IIJはなんといっても、eSIMのギガプランが2GBで月額440円という安さで利用することができます。

povoは多様なトッピングメニューで、本当に必要なときだけ課金ができるプランが魅力です。

日本通信SIMもシンプル290円プランが登場し、使い空いてもプラス220円が1GBごとにかかるだけというわかりやすいものがあります。

筆者個人としては、日本通信SIMはいくら290円でも使いすぎるとトータルで多く払うという状況になりかねないので、設定で2GB以上使わないようにする、などの対策が必要です。

そういった設定が面倒な方であれば、さらにわかりやすいIIJかpovoにすると良いでしょう。

乗り換え先がオトクなキャンペーンをしていないか?

せっかく乗り換えるのであれば、端末を安く買えたり、手数料が安くなったり、ポイント還元されたりなどの旨味がほしいですよね?

そういったMVNOはたくさんありますので、そういう点を重視する方は是非参考にしてください。

  • IIJは手数料1円や端末セールをよくやっている
  • OCNモバイルはポイント還元や端末セールをよくやっている
  • ワイモバイルやLINEMOは乗り換えでPayPay還元
  • UQモバイルはauPAYでPontaポイント還元
  • ahamoはdポイント還元
  • povoはデータ使い放題○日分プレゼントなど

キャンペーンの内容は基本的に各社それぞれの味を出していることがほとんどです。

ただ、キャンペーンは期限があったり、他のキャンペーンと併用できたりすることもあります。

できるだけよく調べて乗り換えると良いでしょう。

筆者はLINEMOに乗り換えるときに、2つのキャンペーンを併用してPayPayを12000円分もらえました。

確かその時は、単純な乗り換えキャンペーンと20GBプランに申し込む条件のキャンペーンだった気がしますが、よく覚えていませんw

公式サイトに載っているキャンペーンを追っていればそこまで損はしませんが、Google検索で「○○ 乗り換えキャンペーン」などと調べて、いろいろと情報収集すると良いですよ。

乗り換え先は状況によっては損をするので注意

楽天モバイルから乗り換え先を探すにあたって、オトクにできるのが最高です。

逆に手数料がかかるのを知らなかったとか、乗り換え手続きが面倒で失敗…ということにもなるので、本記事が参考になれば幸いです。

乗り換え先は1つに絞らず、比較してキャンペーンや契約プランをしっかり調べて探しましょう。

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